10/31〜11/1に京都の太秦に行って来ました。映画村で開催された太秦江戸酒場のプロモーション映像を撮影するためです。映画村は初めてだったのですが、夜の江戸の町が再現された空間は江戸時代にタイムトラベルしたような感覚になります。
イベントではキャストはもちろんのこと、ゲストも和装で参加してました。普段着で撮影している僕とアシスタントが雰囲気を台無しにしていることに気が引けながらの撮影でした。
初日に少し早めに現地入りし準備をしていると見たことのある顔が向こうからやって来ました。何と4年前ほどに知人の紹介で知り合い撮影を依頼された、京都で活躍中の手描友禅作家の眞鍋沙智さんでした。彼女の友禅は伝統を引き継ぎながら、現代のエッセンスを持った素晴らしいアートです。オフィシャルサイトの作品を鎌倉のスタジオで撮影させていただいたのが懐かしいです。
今回彼女は自身の作品展示だけでなく、花嫁道中のアトラクションで花嫁としてキャスト出演するということで、白無垢姿の美しい様を撮影してきました。
「江戸酒場」というだけあって、場内ではお酒が振る舞われます。皆さんおちょこを片手に練り歩いてました。僕らは当然おあずけです。町娘や遊女に扮した美女たちに注がれるがまま飲み過ぎている人もいそうです。
本当にクオリティの高いイベントで当時の賭場も再現されてました。「さぁ! はった、はったぁ!」という掛け声を生で聞くとは。
イベントのコンセプトがR18ということもあって、遊郭も再現されており、遊女さんたちの妖艶な目線にやられっぱなしでした。カメラを向けるとリクエストするまでもなく、ポーズを取ってくれます。今回の映像では遊女さんをかなり撮っています。
太秦江戸酒場は春と秋の年2回開催されているようです。はるかな時をこえて蘇る江戸時代の京都へ、ゆるりと旅してみませんか?