空撮。
- Dec 20, 2015
おだやか家[Odayaka-ya](仮)ショートフィルムの撮影で空撮をしてきました。実はこのプロジェクトでの空撮は2回目です。1回目は前回の記事でもご紹介した大豆畑のシーンだったのですが、Blackmagic Production Camera 4K EFというレンズ・SSDを含めると3kg近くなるカメラを飛ばすため、6枚羽の映画撮影用の大型のドローンになり風圧が凄まじく、低空飛行のイメージだったため大豆がなぎ倒されてまるで台風のような絵になってしまい、このシーンでのドローン撮影は中止にしました。
結局、大豆畑のシーンはクレーンを使用した撮影に変更しましたが、空撮シーンはもう一つ相模川のシーンがあるため、その撮影に行ってきました。
今回もジュエ株式会社の山崎さんにご協力をいただきました。最新のドローンシステムでの全天球撮影などもされています。空撮のご用命の際は是非!12月10日から改正航空法が施行されましたが、今回のロケ地は民家から遠くはなれており申請対象地域外のため、特に影響はありませんでした。そうした調査もすべて山崎さんがしてくれました。やっぱりその道のプロは頼りになります。
実際の撮影はドローンの操縦を山崎さんが担当し、僕はカメラのアングルの操作を担当する二人体制で行います。プロポというコントローラーの上に取り付けられたiPad miniの画面に無線で送られてくるカメラの映像が映し出されるので、パン・ティルトというカメラの向きをコントロールしていきます。
ドローンオペレーターの山崎さんは上空を見つめ、アングルオペレーターの僕は画面を注視するという、対象的な二人です。画面上にはISO感度、絞り、フレームレート、シャッタースピードなどの情報が表示され、フォーカスもタッチスクリーンで行います。
最初に100メートル位上空に上がってホバリングし、カメラを水平方向に一回転させて、どの方角を撮影するか決めます。何と富士山が見えました。プロジェクトメンバーも興味津々で見守ります。
2パターンのアングルで撮影することが決まり、何度かトライをしては撮影した映像を確認していきます。かなりいい感じに撮影することができました。いやはや、すごい技術です。数年前では考えられなかった撮影です。
今回すべて男性メンバーでみんな機械好きです。離着陸時はみんなこんな感じになってしまいます。
天候にも恵まれた撮影は大成功に終わりました。編集頑張ります。