トレーラーサイトをつくりました。
- Jun 03, 2016
2016年の代表的な作品になりそうな、ショートフィルム「おだやか家 ODAYAKA-YA」ですが、グレーディング、編集が完了し、作曲家の手に委ねる段階に来ました。そして、それはそれは素敵な曲を作ってもらいました。今回もコンポーザーであり、ギタリストの成川正憲さんにお願いしました。映像に音楽が加わるとこんなにも完成度が増すんですね、自分の作った映像なんですが、感動してしまいました。ショートフィルムで15分くらいの尺なので、5曲も作曲していただき、全曲の演奏とレコーディングまでしていただきました。本当にお疲れ様でした。
作曲にあたり、編集者の僕より何度も映像を観ていただいたみたいで、もはや僕より詳しいです。成川さんには音楽の使用箇所をお伝えしただけで、ほとんど何も注文をしていません。彼との仕事の時はいつもそうなのですが、僕が映像を作り、何も言わずに観てもらって感じたままに音楽を作ってもらっています。なぜこんな方法が取れるのかというと、成川さんの映像に対する解釈力が素晴らしく、この曲以外は考えられない、というようなものをいつも仕上げてきてくれます。
恥ずかしげもなく書いてしまいますが、成川さんによると、「タカザワの映像には音楽があらかじめ埋め込まれていて、僕はそれを浮き彫りにしていくだけ」だそうです。ちょっと格好良くないすか? 僕。
そして、今回の作品は海外のアワードへのエントリーも目論んでいて、主にインタビューシーンなんですが英語字幕が入ります。こんな感じです。ちょっと格好良くないすか?
僕は日本語しか話せない(英語力がないのです)ので、翻訳ディレクターの柳澤円さんのチームにお願いして翻訳してもらっています。今はチームのネイティブスピーカーによる校正段階に入っています。円さんには翻訳の他、広報活動まで幅広くバックアップしていただいて非常に助かっています。彼女はめちゃめちゃレスポンスが早く、頭の切れる頼りがいのある人です。本当に僕一人では映画は作れません。出演者をはじめ、ご協力いただいているスタッフ皆さんのおかげであることを実感する毎日です。
それで、成川さんの素敵な音楽、出演者の方々、関わってくれているスタッフの面々を紹介したく、トレーラーサイトを作りました。このBlogはWordPressを使って自分で作ってみたのですが、おかげでテーマを使用して構築するくらいはできるようになったので、今回もトレーラーサイト用のテーマを探してきて作ってみました。よかったら是非アクセスしてみてください。
ショートフィルム「おだやか家 ODAYAKA-YA」:http://odayaka-ya.photoslack.com/
PCでアクセスすると、バックグランドに映像が流れつつ、成川さんによる音楽が聴けます。流しっぱなしにして癒やされてください。他にもこの作品の目的、最新版の予告編、CAST&CREW、CHIKAKO TAKAZAWAによるメイキングフォトなどをご覧いただけます。公開まであともう少しのところまできました。頑張ります。